2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧
訪問診療医が患者家族に銃器で殺害されるという痛ましい事件が起こりました。 訪問診療というのを皆さんはあまりご存じないかもしれませんが、医者としては病院にいて、通院してこられる患者さんを診る方がよほど楽です。わざわざ患家に出向いて診療するとい…
「わずか10秒で新型コロナの感染力が低下する」大学教授が予防効果アリと期待する"ある飲み物"1/28(金) 15:16配信 PRESIDENT Online 新型コロナウイルスの感染予防にはどんな対策が有効なのか。大阪府立大学の山崎伸二教授は「紅茶には感染予防効果があると…
The Lancet Infectious Diseasesワクチン接種後9ヶ月までのSARS-CoV-2臨床転帰に対する防御の持続性:イタリア、ロンバルディアでの後ろ向き観察分析公開日:2022年1月27日DOI:https ://doi.org/10.1016/S1473-3099(21)00813-6https://www.thelancet.com…
オミクロン株の感染拡大に伴いその検査キットである抗原定性検査キットの品不足が深刻のようです。 ここで一回、抗原定性検査及びそのキットに関してまとめておきたいと思います。 ワクチン・検査パッケージ制度における抗原定性検査の実施要綱 令和3年 1 1…
ほぼ同時期に4つのCOVID-19に関する論文が4大科学雑誌の一つNew England Journal of Medicineに掲載されました。 1)原著同種および異種のCovid-19ブースターワクチン接種2022年1月26日DOI:10.1056 / NEJMoa2116414https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/…
オミクロン株の急激な増加に伴って、再び通勤電車内での感染の危険性について論じられています。筆者は過去に2つこれについての記事を書かせていただいています。 drhirochinn.work drhirochinn.work 1)Clinical Infectious Diseases列車の乗客における20…
日本における65歳以上の認知症の人の数は約600万人(2020年現在)と推計され、2025年には約700万人(高齢者の約5人に1人)が認知症になると予測されており、認知症は誰でもなりうることから、認知症への理解を深め、認知症になっても希望を持って日常生活…
SARS-CoV-2の迅速診断検査について手順をもう一度まとめておきたい思います。 臨床実践SARS-CoV-2の迅速診断検査ポール・K・ドレイン、MD、MPH2022年1月20日 NEngl J Med 2022; 386:264-272DOI:10.1056 / NEJMcp2117115 重要な臨床ポイントSARS-CoV-2の迅…
何の効果もない偽薬のはずなのに思い込みから有害な副作用が生じる現象を「ノシーボ効果」と呼びます。新型コロナウイルスワクチンの副作用の60%以上が、このノシーボ効果によるものである可能性が、最新の研究により明らかになりました。 Original Investi…
Medical Tribune新型コロナ「スーパースプレッダー」の特徴基礎疾患を3つ以上保有する患者ではウイルス量が87倍2022年01月19日 18:26 ウイルスコピー数が多く新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の強い感染力を有する"スーパースプレッダー"の特徴について、東…
ニュース> ロイター健康情報オミクロンは高齢者の入院を増加させていない、英国のCOVIDアドバイザーは言う2022年1月21日 ロンドン(ロイター)-オミクロンコロナウイルスの症例の波は、その年齢層でより多くの症例があるにもかかわらず、予想された高齢者の…
ダイエットは現代人の最大の関心事の一つです。しかしダイエットの結果、健康を害してはなんにもなりません。健康的に減量するにはどうしたらいいのでしょう? 一つの回答となりうる論文があります。 2021年12月 17日断続的断食および肥満関連の健康転帰ラン…
【速報】新型コロナ ワクチン接種「5歳以上」に 厚労省が特例承認 3月以降開始へ1/21(金) 10:12配信 FNNプライムオンラインhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ed7562db5921f2ef8489a8f25690c54e8deac5d2 5歳から11歳の子どもを対象にした新型コロナワクチン…
drhirochinn.work drhirochinn.work 日本国内でオミクロン株感染が一番進行している沖縄からの積極的疫学調査の結果です。 沖縄県におけるSARS-CoV-2の変異株B.1.1.529系統(オミクロン株)症例の実地疫学調査報告 (速報掲載日 2022/1/11)https://www.niid.g…
心疾患は、死因統計上第2位です。 心機能の低下による予期しない死亡のことを、医学用語では突然死(SCD)といいます。最初の症状発現から1時間以内に死亡します。欧州および北米では、年間に死亡者1,000人あたり50~100人の割合で突然死が起こっています。…
口腔機能が低下している高齢者は栄養状態も良くないことが知られていますが、このような関連は非高齢者でも認められることが明らかになりました。口腔機能の軽度の低下を表す「オーラルフレイル」が近年、フレイル(要介護予備群)の一つとして注目されてい…
おはようございます。 筆者は、最近習慣的な身体活動の健康上の多くのメリットに関しての記事を書かせていただいていますが、運動が肺炎のリスクを抑制する可能性もあることが明らかになりました。 Geroscience2021 Nov 25. doi: 10.1007/s11357-021-00491-2…
https://www.oecd.org/tokyo/statistics/suicide-rates-japanese-version.htm https://www.mhlw.go.jp/content/h28h-2-02.pdf (2022年1月9日閲覧) OECD各国及び日本での自殺者死亡率の推移です。 OECDの中で率として日本は4番目。そして日本国内では、男女…
長らくコロナ禍が続いており、あえて外出も減らし運動量も減っている方も多いことと思います。 しかしその結果フレイルやロコモになって、骨折しやすくなったりバランス能力の低下によって転倒・筋力の低下或いは骨や関節の病気が起こりやすくなります。 drh…
案の定オミクロン株が激増して新たな不安材料になっています。我々は少し前の感染者数の激減に根拠のない自信を持ってしまい、対策がおろそかになっていたかもしれません。筆者が何度もお書きしているように、政権と官僚の不作為でワクチン3回目接種がかなり…
おはようございます。 オミクロン株が予想通り急拡大している今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 今回も面白い研究をご紹介します。 SCIENCE ADVANCES母体の化学信号は、乳児と成人の脳と脳の同期を強化します10 Dec 2021 • Vol 7, Issue 50 • DO…
今日は正月2日です。年の初めですので家族と初詣に行ってきました。自宅近くの神社に散歩もかねて行ってきました。また今日も天気がすごくよく、日が当たっているところはすごく暖かくて、気持ちの良い散歩になりました。 神社について見ると思ったほど人は…
新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 今年は、私にとって勝負の年になります。気を引き締めて体に気を付けて、家族とともに頑張っていきたいと思います。 読者の皆様におかれましては、素晴らしい年になりますように、心…