Medscape Orthopedics
流す前にトイレのふたを閉めることが重要
Medscape Staff February 14, 2023
https://www.medscape.com/viewarticle/988245
トイレは流す前に蓋を占めなければいけないようです。我が家のように自動で洗浄するタイプはいちいちマニュアルでやらなければいけませんし、自宅以外でトイレを使う場合は便座に腰かけたままで水を流したりしますが、この時病原体を含むエアロゾル粒子はお尻や陰部に付着してしまいます。流す前にトイレのふたを閉めるということは結構面倒です。もともと蓋がないトイレもあります。
下記がもとの研究になります。
The Conversation
トイレは水を流すたびに目に見えないエアロゾル プルームを吐き出します – これが高出力 レーザー で捉えた証拠です
公開日: 2022 年 12 月 8 日午前 10 時 18 分 GMT
トイレを流すたびに、小さな水滴のプルームが周囲の空気中に放出されます。エアロゾルプルームと呼ばれるこれらの飛沫は、人間の排泄物から病原体を拡散させ、公衆トイレの人々を伝染病にさらす可能性があります。
病原体を含むエアロゾル粒子は、重要なヒト疾患媒介動物です。空気中に一定期間浮遊した小さな粒子は、吸入によってインフルエンザや COVID-19などの呼吸器疾患にさらされる可能性があります。表面にすぐに沈着する大きな粒子は、手や口との接触によってノロウイルスなどの腸の病気を広める可能性があります。典型的な商業用トイレは、毎秒 6.6 フィート (毎秒 2 メートル) を超える速度で強力な上向きの空気の噴流を生成し、これらの粒子をトイレの開始から 8 秒以内に便器の上 5 フィート (1.5 メートル) まで急速に運ぶことがわかりました。
レーザーを使って、他の方法では見えないエアロゾルプルームを照らし、我々の視覚に訴えてきます。
便器のはるか上方まで、病原体を含むエアロゾル粒子を振りまくことがわかります。
トイレの蓋を占めてから水を流しましょう。たとえ自らの便の匂いで意識が遠のいたとしても。