ある整形外科医のつぶやき

外来の診察室で思うこと

運動と健康

退職と健康

こんにちは、久しぶりのブログです。新しい生活に順応している最中で、ブログ更新が滞ってしまいました。 労働者にとって自身がいつ退職するかどうかは、最重要課題です。これは純粋に自分だけで決めれることではなく、家計やほかの家族の意見や他の社会的事…

2月12日

皆さんおはようございます。 昨日は建国記念日、紀元節でした。 現行の「国民の祝日に関する法律(祝日法)」の第1条には「自由と平和を求めてやまない日本国民が、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、国民こぞって祝い…

身体活動と死亡率

オーストラリア・University of SydneyのEmmanuel Stamatakis氏らは、運動の習慣がないUK Biobank参加者2万5,000例超を対象に、手首装着型の加速度計のデータと約7年の追跡期間における死亡データを解析。その結果、非常に速く歩く、階段を上るなど、日常生…

食べ物や運動と健康

最近ご紹介する回数が多くなっているかもしれませんが、食べ物や運動と健康に関する記事を本日も書かせていただきます。 BMC Part of Springer Nature Research article Open Access Published: 24 February 2022定期的および低肉食者、魚食者、および菜食主…

中程度の身体活動は、深刻なCOVID-19の結果からの重大な保護効果と関連しています

COVID-19と運動に関連した研究をご紹介します。 British Journal of Sports MedicineOriginal research小さなステップ、強力なシールド:65 361人の成人の直接測定された中程度の身体活動は、深刻なCOVID-19の結果からの重大な保護効果と関連していますhttps…

座位時間

運動と健康の関係に関する研究はたくさんあります。つい最近も続けて2つの論文が目に留まりました。 疫学/医療サービス研究| 2022年1月17日年配の女性の前向きコホート研究における毎日の歩数と歩数強度と糖尿病の発症との関連:OPACH研究 糖尿病ケア2022; 4…

運動は安全?

心疾患は、死因統計上第2位です。 心機能の低下による予期しない死亡のことを、医学用語では突然死(SCD)といいます。最初の症状発現から1時間以内に死亡します。欧州および北米では、年間に死亡者1,000人あたり50~100人の割合で突然死が起こっています。…

ウオーキング

おはようございます。 筆者は、最近習慣的な身体活動の健康上の多くのメリットに関しての記事を書かせていただいていますが、運動が肺炎のリスクを抑制する可能性もあることが明らかになりました。 Geroscience2021 Nov 25. doi: 10.1007/s11357-021-00491-2…

ロコモ度テスト

長らくコロナ禍が続いており、あえて外出も減らし運動量も減っている方も多いことと思います。 しかしその結果フレイルやロコモになって、骨折しやすくなったりバランス能力の低下によって転倒・筋力の低下或いは骨や関節の病気が起こりやすくなります。 drh…

大晦日に散歩しました

明日は元旦ですが、ほかのお宅をお邪魔しますので、今日大晦日ですが近くに散歩に行ってきました。 自宅近くの橋の上から河川敷を見たところです。 天気は空の半分ほど雲に覆われ、冷たい風が肌を刺すようでした。筆者の生まれは裏日本の雪深い地方でしたの…

万歩計

現代人は運動不足であり、このコロナ禍ではさらに深刻です。 1日1万歩は本当に健康に良いのかということに関して、米マサチューセッツ州立大学アマースト校助教授のAmanda Paluch氏らが研究結果を、アメリカ心臓協会に査読前ですが発表しました。 2021年11月…