現在直接コロナ患者と接触する医療従事者よりワクチン接種が開始されていますが、この理由として挙げられるのは、政府側から見ますと、
① コロナ患者と接する時の医療者の感染リスクを減らし、医療資源を守るため
② 最初に病院内で行うため 、ワクチンだけ用意してあげれば打つ方も打たれる方も勝手にスムーズに実施でき、その後の副反応のデータ収集も簡単にできるであろうこと
③ ワクチンの製造・接種後進国のそしりに反論する為に、とにかく早く開始したかった為。
➃ 先行接種時の日本人に対する副反応やその内容を細かく、素早く情報収集したかった為。(V-SYSのリハーサルを兼ねて)
⑤ 先に医療従事者に抗体を作って、積極的にコロナ患者の診療に当たらせる為
などが、考えられるかと思います。
しかし日本の接種後のデータを見ますとアナフィラキシーが少し多いかもしれません。(まだスタートしたばっかりで判断できませんが)
上記の記事で C D C のデータをお見せしましたが、9943247回のワクチン接種に対して、アナフィラキシー症例は50症例(5症例/100万回接種)。女性は47症例(94%)でした。
しかし厚労省のホームページを見ますと、日本では3月12日現在230,542 医療従事者に接種した段階で37例のアナフィラキシーの報告があります。
2月17日~3月11日までのアナフィラキシーの報告例は、37症例でした。50代が10人、40代が8人、30代が9人、20代が10人となっています。この時点では、女性が36人男性が1人です。
厚労省のホームページに症例の一覧が掲載されており、症状も簡単に載っていますが、男性の症例はアナフィラキシーではない可能性が高いと思います。
後日の専門家の分析が必要ですが、症例数がまだ少ないので何とも言えませんが、日本ではもしかしてアナフィラキシーが多く発生するのかもしれません。
ある程度、数がそろった時点で厚労省か政府が見解を出すべきでしょう。そうでないとまたマスコミのネガティブキャンペーンで女性のワクチン接種者が減ってしまう可能性があります。
上の記事でも書かせていただいたように、ワクチン接種時のアナフィラキシーでは、死亡することも後遺症を残すこともありません。
アナフィラキシーが女性に圧倒的に多いとすると、その理由は何でしょうか?
独断と偏見で勝手に推論してみました。ファイザー社のワクチンを打ってのアナフィラキシーですから、このワクチンそのものに反応しているわけです。
本剤には、下記の成分が含まれています。
有効成分
✧ トジナメラン(ヒトの細胞膜に結合する働きを持つスパイクタンパク質の全長体をコードする mRNA)
添加物
✧ ALC-0315:[(4-ヒドロキシブチル)アザンジイル]ビス(ヘキサン-6,1-ジイル)ビス(2-ヘ キシルデカン酸エステル)
✧ ALC-0159:2-[(ポリエチレングリコール)-2000]-N,N-ジテトラデシルアセトアミド ✧ DSPC:1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン
✧ コレステロール
✧ 塩化カリウム
✧ リン酸二水素カリウム
✧ 塩化ナトリウム
✧ リン酸水素ナトリウム二水和物
✧ 精製白糖
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMra2035343
SARS-CoV-2ワクチンによる安全性の維持
マリアナ・C・カステルス医学博士、 とエリザベスJ.フィリップス、MD
このNEJMの論文内でも考察していましたが、ワクチン内の有効成分ではなく、mRNAの急速な酵素分解を防ぎ、invivoでの送達を容易にし、半減期を延長するポリエチレングリコール(PEG)2000によってアレルギー反応が起こると 論じています。
PEG(ポリエチレングリコール)は、化粧品や医薬品に汎用されています。
化粧品に配合される場合は、皮表柔軟化による保湿作用、増粘の目的で、スキンケア化粧品、ボディ&ハンドケア製品、シート&マスク製品、メイクアップ化粧品、化粧下地製品、洗顔料、洗顔石鹸、シャンプー製品、トリートメント製品、ボディソープ製品、クレンジング製品、ヘアスタイリング製品など様々な製品に汎用されています。
http://cosmeseibun.web.fc2.com/cosme/maker/list_maker_0000002.html
上記のコスメ成分辞典で調べると日本の某有名化粧品メーカーの液状、クリーム状の化粧品にはほとんどに P E G が入っていました。含有量が書いてないのでわかりませんが、アメリカの化粧品より日本の化粧品のほうが含有量が多い、または日本人女性のほうが肌がきめ細かいので、皮膚からの吸収量がアメリカ人と違ってすごく多いなどの理由で化粧品成分の P E G をたくさん吸収し、その結果体内で感作されワクチン接種時にアナフィラキシーを生じた。
と考えられないでしょうか?
化粧品は、20歳前後から何十年にもわたって使用します。
化粧品経由であれば女性に極端に多い理由が納得できます。
もしそうであれば、希望者に前もってパッチテストや D L S T (薬剤によるリンパ球 刺激試験)を実施して感作の有無をチェックできます。
筆者の単なる仮説ですが、自分としてはかなり可能性があると思っています。
いずれにしましても、このままにしておくと女性の間でかなり問題となって接種率に影響してくるものと思い心配しております。
早く国として見解を出すべきです。