ある整形外科医のつぶやき

外来の診察室で思うこと

今の英国の状況と大谷

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新型コロナウイルス感染症において、変異株の流布が英国に追随して日本でも起こっていると以前にも記事で書かせていただきましたが、今現在はどうでしょうか・

 

drhirochinn.work

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1)

ニュース
Covid-19: デルタ亜種は現在、英国で最も支配的な株であり、学校全体に広がっています
BMJ 2021 ; 373 doi: https://doi.org/10.1136/bmj.n1445 (2021 年 6 月 4 日公開)

「 インドで最初に検出された delta covid-19 バリアント (B.1.617.2) は、UK または Kent バリアント (B.1.1.7) としてよく知られているアルファ バリアントを追い越し、最も支配的な株になっています。
データは、この亜種がイギリスの学校に急速に広がっていることも示しています。
イングランド公衆衛生局は、データの詳細は公表していないが、ここ数週間で小中学校で変異体を含む集団感染と集団発生が増加していることをデータが示していることを確認した。 」 

 

2)

プレプリント

英国で懸念される Covid-19 B.1.617.2 亜種の感染率、成長率、および再生産数の増加に関する暫定的な推定値
ORCIDのプロフィールを見るジョン・ ダグナー
DOI:https : //doi.org/10.1101/2021.06.03.21258293

「 B.1.617.2が英国の主流になることはほぼ確実であると結論づけています。
現在のワクチン接種率と現在の感染抑制策の下では、陽性例が指数関数的に増加することを示しています。

 

delta covid-19 バリアント (B.1.617.2)に対しても、ファイザー社製ワクチンは有効ですから、今後接種が進んでいくにつれ、接種が後になる若年者、特に学校での集団感染が日本でも問題になっていくものと思われます。

日本では英国ほど広範囲にはPCR検査は行われていませんから、学生に対してもっと広範囲に検査を実施し現状を把握しなければなりません。

 

話は変わりますが、今日はMLBで大谷と菊池の直接対決です。母校花巻東高校の先輩後輩の間柄。学校では一緒に在籍はしていませんが、MLBでは大谷のほうが先輩です。

今までの両者の成績は素晴らしいといっていいと思います。筆者は熱烈な大谷ファンですのでぜひとも大谷には今日ホームランを打ってほしいと思います。先ほどオールスターのファン投票に5票入れたばかりです。

でも二人ともいい試合をしていただきたいと思います。

大谷がホームランを打ちました

感染爆発は困りますが、大谷の打線爆発は何度でも見たいものです。

申し訳ありませんが、ブログはやめてテレビを見ます。

 

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