筆者は以前から3回目追加接種8か月後の不当性を度々書かせていただきましたが、河野氏の発言により、内情の真相がわかりました。
河野太郎氏、3回目接種「8カ月に根拠なし。完全に厚労省の間違い」
2/12(土) 6:30配信 朝日新聞デジタル
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7a48293b1234340f09afe82d8aaf7cbd3e3bacc
自民党・河野太郎前ワクチン担当相(発言録)
(新型コロナウイルス対応のワクチン3回目接種の間隔を政府が当初「原則8カ月」としたことについて)8カ月には私は根拠はないと思っている。これは完全に厚生労働省の間違いだった。それはもう素直に認めないといけない。当時1、2回目用に配ったものが1千万回、市中に残っていたので、もうそこで打ち始めることができたはずだ。
役人の判断で「8カ月だ、余計なことをするな」と言ったんだと思うが、きちんと政府の中で議論がされていれば、そもそも薬事承認は6カ月だから「(2回目の接種から)6カ月経った人はどんどん打ち始めてください」と、(国内にあった在庫を)順次出していけば、かなり前倒しできた。
自治体が、自分の街はこうなっていると一番よくわかっている。自治体が一番いいようにやってくださいというのが日本では一番早くできる。厚労省が「全国でこうやれ」と言えばそれは絶対うまくいかない。
やはりそうだったのかという感じです。
3回目接種 河野氏が厚労省批判
2/12(土) 4:20配信 TBS NEWS
https://news.yahoo.co.jp/articles/727cb72b8b1d5dc982ae7ba508612b96ec78a22e自治体の大規模接種会場など体制が整い始めたことを踏まえ、今後は2回目接種からの間隔を原則6か月以上としたうえで、ワクチンが余っている場合は、例えば5か月の人でも接種を受けられるようなルールにすべきだと述べました。
医学的にも8か月の根拠は、全くありません。
結果論ではなく、デルタ株のブレイクスルー感染対策としての3回目追加接種の6か月案は、多くの良心的な専門家が主張していました。オミクロン株の突然の登場に際して、幸い有効性がある程度確保されていましたのでそのまま接種計画を進めていれば、今頃多くの高齢者は、ワクチンで保護されていたでしょう。
欧州各国は、追加接種が進んだ結果、重症者・死亡者は、増加していないとして規制緩和に舵を切っています。
日本においてはいつもの後手後手の対策の結果、重症者・死者数は、増加しています。全くの失策です。現政権に危機管理能力はありません。
防衛・安全保障に関しても不安しかありません。