ある整形外科医のつぶやき

外来の診察室で思うこと

見た目年齢

「人は見た目じゃない」と筆者は以前から信じていました。その気持ちのおかげで何とか今まで生活できてきた気がします(笑)。しかし今回この安心を与える考えがぶち壊されるような研究が発表されました。 British Journal of Dermatology若々しい顔立ちは、…

流す前にトイレのふたを閉めることが重要

Medscape Orthopedics流す前にトイレのふたを閉めることが重要Medscape Staff February 14, 2023https://www.medscape.com/viewarticle/988245 トイレは流す前に蓋を占めなければいけないようです。我が家のように自動で洗浄するタイプはいちいちマニュアル…

2月12日

皆さんおはようございます。 昨日は建国記念日、紀元節でした。 現行の「国民の祝日に関する法律(祝日法)」の第1条には「自由と平和を求めてやまない日本国民が、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、国民こぞって祝い…

足湯

筆者が無類のお風呂好きであることは、以前の記事で書かせていただきました。 drhirochinn.work しかし全身浴である「お風呂」以外に、部分浴である「足湯(足浴)」の効能などについて筆者なりに考えてみました。 「足湯は、銭湯や温泉文化が発達した日本人…

再度マスクを

おはようございます。 新型コロナ感染症も4年目に入り、ついに国の感染対策も大幅に舵を切ってきた感があります。主に経済と対外的な観点からの変更と思います。 しかし高齢者のリスクは依然として高く、社会的な防疫策で守られているとはとても言えない状況…

ハイブリッド免疫

drhirochinn.work 2価ワクチンの効果がやや低いという研究を以前記事にしましたが、これに関連してハイブリッド免疫に関して少し書かせていただきます。 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の研究グループによって、「高齢者ではワクチン接種後のヘルパーT細胞…

健康の社会的決定要因

日頃、病気やけがで多くの患者さんが、我々のところに来られますが、診断の精度を高めるためにMRI検査をおすすめします。その時5~6人に1人の方は費用を聞かれます。また、病気の途中に突然来院されなくなるかたもおられます。後日医療費の負担に耐えかねて…

2価ワクチンと今の変異株

新型コロナ感染症が猛威を振るっています。 筆者は昨年8月に(恐らくはBA,5)感染しています。いま国内では、オミクロン対応2価ワクチン接種が進められていますが、この効果と感染後の人の今後などについて、今わかっていることを、自分なりに整理しておきた…

雑感(1月8日)

https://covid19.mhlw.go.jp/ 2023年1月8日閲覧 ちょうど3年前の1月初めに日本で新型コロナ患者が発生しました。中国政府の情報隠蔽と日本政府の水際対策などの失政により、大量の中国人が訪日し一気に日本国内のコロナ感染者が増加しました。 この経過は昨…

頑張ります

今日は、2023年1月2日です。昨日は自宅に息子・娘の一家と孫が全員集まってくれました。楽しくて思わず写真を撮るのを忘れていました。合わせて筆者の誕生日祝いも兼ねて開いてくれて、非常に楽しい一日でした。 ウィズコロナに向けてとか、経済を回すとか言…

謹賀新年2023

明けましておめでとうございます。 皆様のご多幸とご健康を心よりお祈り申し上げます。 2023年 元旦

医療探知犬

皆さんおはようございます。今日は12月31日。今年も個人的にはいろいろなことがありました。健康上では、新型コロナに感染しました。時期的にBA5だったと思います。幸い軽症で経過して後遺症もなくきれいに治りました。 皆さんはどんな年でしたか? 筆者は来…

インフルエンザワクチン

The Lancet Global Health心不全患者の有害な血管イベントを減らすためのインフルエンザワクチン:多国籍無作為化二重盲検プラセボ対照試験オープンアクセス公開日: 2022 年 12 月DOI: https://doi.org/10.1016/S2214-109X(22)00432-6 CareNetインフルエンザ…

スギ花粉症

少し気が早いかもしれませんが、年が明けるとまた花粉症の季節になります。 花粉症の原因となる花粉の飛散量は、季節や日によってだけでなく、1日のうちの時間帯によっても差があり、気温の上昇に伴い増加することが明らかにされました。 米Atlanta Allergy …

身体活動と死亡率

オーストラリア・University of SydneyのEmmanuel Stamatakis氏らは、運動の習慣がないUK Biobank参加者2万5,000例超を対象に、手首装着型の加速度計のデータと約7年の追跡期間における死亡データを解析。その結果、非常に速く歩く、階段を上るなど、日常生…