ある整形外科医のつぶやき

外来の診察室で思うこと

スポーツと実際の戦い

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ウクライナ国境のロシア軍、40%以上が攻撃態勢 米高官
2/19(土) 11:03配信  JIJI.COM AFP BBNEWS

米国防総省高官は18日、ウクライナ国境地帯に集結しているロシア軍部隊の40%以上が攻撃態勢に入り、ロシアがウクライナを不安定化させる作戦を開始したとの見方を示した。
同高官は匿名を条件で記者団に対し、米国の推計で15万人以上とされる同部隊について、16日から攻撃準備のための集結地を取り払い「40~50%が攻撃態勢に入った」と述べた。

多くの不公平なジャッジやドーピング事件にまみれたとは言え、世紀のスポーツイベントであるオリンピックがまさに開かれているさなか、15万人以上の臨戦状態のロシア軍兵士がウクライナを取り囲んでいます。

もしこのまま戦争になれば、多くの一般市民が殺されることでしょう。

恐らく北京オリンピックの閉幕と同時に、戦争が引き起こされるものと思われます。

出場選手の純粋なスポーツに対する情熱や愛国心と、ロシアによる絶対悪の戦争とが全く異質のものであるにもかかわらず、我々は、それらを同時に受け取ってしまっています。

筆者はこの状況に対してしばらく前から、吐き気さえ催していました。

この状況下、林芳正外相がロシアのレシェトニコフ経済発展相と貿易や経済に関する会合を開いたと報道されています。

他国を侵略し、大勢の市民を虐殺しようとしている国と、どうして経済協力の話が今できるのでしょう。当然首相は了解していたはずです。

正義も常識も今の日本や世界には存在しません。

少しずつ世界中が戦争に巻き込まれていくのでしょう。

少なくとも自国の安全と防衛は確保しなければなりません。そのために政権をちゃんと選択する必要があります。

 

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