当ブログは、皆さんから見て「整形外科の外来に行くと一体どんな事されるの?」という質問にできるだけ優しく、具体的に答えられるように色々書かせていただいております。
整形外科外来といっても田舎の診療所では、発熱の患者さんもたまに来院されますし、かかりつけの患者さんが院内で突然熱発を訴えられることもあります。
ですから、個人としてはもとより仕事上も C O V I D-19 に関しては当初より強い関心を持ってきました。
現在第三波の勢いがさらに増して医療崩壊が実際に始まっています。
医療崩壊というのは C O V I D -19 の患者さんを診れなくなるだけでなく、他の疾患の患者さんの病院治療もできなくなることを意味しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4380559396e0cce42dd8e8ea14736296d1f39f8news.yahoo.co.jp
橋下さんが言われる通り、第一波の時の政府の対応に対して何も検証が行われていないため、現在の第三波に対しても場当たり的で時宜を得ない対策しか打てず、政治家や官僚の無作為は、経済に対して配慮しているだけなのかと邪推してしまいます。
C O V I D -19 の対策に関して、その評価・意見が分かれる大きな理由の一つは、危機意識の違いであると思います。
重症化しにくい20代~50代の人は、自らり患しても重症化しないという意識からこの V I R U S を重大視しないであろうし、逆に60代以上の人は重症化しやすく、場合によっては死亡するという事実から、自ら感染予防対策をしっかり実行するでしょう。
さらに政策の良否や他人の感染対策に関しても厳しい目を持ちやすくなります。
忽那先生も詳しく述べておられます。
また、元鳥取県知事の片山義博氏も言われておられますが、「医療関係の皆さんは、夜を日についで頑張ってレジャーにも行けない、家族にもなかなか会えない人もいる。”何が税金でレジャーですか”って思っている人が多いと思う。そういう人のことを考えれば、経済面で重要だっていうのは当然ですけど、やり方を考えないとGo to は一番、医療関係者の心を折れそうにするメッセージだと思う。」 とおっしゃっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/91255ae01a1846ee17dfd90cadba451564a11c16news.yahoo.co.jp
加えて医療関係者は自らの命もかけて仕事をしています。
ある県知事さんが、「東京との往来はやめてくれ」と言われていました。正に今回も東京を G o t o に入れてからコロナが急拡大してきたように見えます。
東京都医師会の尾崎治夫会長も、Go to の一時中止を訴えておられます。
コロナに関しては、全国一律の対策ではなく、コロナ感染状況が違う地域ごとに、そこにあった有効な対策を打つべきでしょう。
高齢者の罹患・重症化が顕著になっている今日、「 G o to の65歳以上抑制」しか手を打たないのは、「命の選別」なのかと疑いたくなるほどです。
第二次世界大戦後「お花畑」的な政治や安全保障環境に置かれた日本人は政治や国防意識が非常に低く、その為かブロガーも含めて、政治的発言は好まないという日本人が多いような気がします。
少なくとも選挙権を持っているのなら、家人・友人・職場の同僚などと政治・社会について議論することは、非常に大切なことであると思います。
コロナ禍の現在にあっては、すべて自分のこととして考え、政治に関しては批判的な目を持ちながら、自らの行動を律していく必要性を、私自身強く感じております。
勝手なことを言っているにも関わらず、ここまでお読み頂いて誠にありがとうございました。