ある整形外科医のつぶやき

外来の診察室で思うこと

千葉県 COVID-19 初期診療マニュアル

今回は、医師会会員に向けて県医師会が発刊した冊子が届きましたので、少し見て頂こうと思います。 本来は医師に向けての発行物ですが、covid-19の診療が、円滑かつ安全に行われるためには、皆さんの情報共有も不可欠と思い、敢えてブログに上げさせていただ…

肥沼信次 先生

秋が深まり、冬の訪れの気配を感じ始める今日この頃ですが、皆さんは如何がお過ごしでしょうか。 ブログを始めてまだ3か月の新参者ですが、人生においては熟練の猛者と申し上げてもいいかなと思います。 人生のこの時期にブログを始めてみて思うのは、ブログ…

COVID-19と医の倫理

マスコミに登場する医師たちは、「医の倫理」に基ずき「自律性」を持ちながら「利益相反があるときは患者側に立つ」根本理念に立ってevidenceのある情報発信や提言を政府国民に行ってほしいと思います。

整形外科に行って 注射 されました

今世間は、親中派ー嫌中派、トランプ派ー反トランプ派、グローバリズムー反グローバリズム等々、以前から存在している二極化がさらに激化しているような気がします。 お互いに求める目標は人々や自分の幸福であるのに、それを得るための方法が全く相反すると…

整形外科に行って 薬 がでました

整形外科の治療上重要な薬についてお話させていただきました。もし整形外科におかかりになるときは、ぜひ参考にしてください。

交通事故の患者さんは辛いよ

全国の事故状況 医療機関から見た流れ 症状固定 損害保険料率算出機構 全国の事故状況この自動車社会において、もちろん皆さんは、運転免許をお持ちのことと思いますが、 皆さんがもし交通事故に遭われてケガをされた時(多くの方が経験したことがないと思い…

病院でのX線検査の ”放射線被爆” 気になりませんか?

この度、全国保険医団体連合会より発表されましたが、新型コロナウイルス感染拡大により5月の診療分において、前年同月と比べ、約9割の医療機関で外来患者数が減少。8割以上で保険診療収入が減少、その内収入減が30%以上の医療機関は、医科で2割、歯科で3割…

整形外科領域において M R I を汎用すべき 8つの理由

M R I とは Magnetic Resonance Image の略で、強い磁石と電波を用い生体を構成している水素原子から信号を取り出し、それを画像化する検査です。 体の中に金属(ペースメーカー、脳動脈瘤クリップ、人工関節、人工内耳等)が入っている方、妊娠中の方、など…

テレワークやスポーツの秋で膝の痛み出ていませんか?

整形外科外来にて 画像検査をします 手術治療 自宅でのテレワーク中、床の上であぐら姿勢をとって膝の痛みが出たり、テレワークの運動不足を解消しようとしていきなりジョギングしたり、スポーツジムに通ってトレーニングを始めたりして膝が痛み始めていませ…

テレワークによって増えた肩こり

テレワークにより女性も男性も肩こり、腰痛、精神的ストレスが増えているようです。整形外科に行ってください肩こりの種類肩こりの治療 テレワークにより女性も男性も肩こり、腰痛、精神的ストレスが増えているそうです。 恐らく、自宅では食卓テーブルなど…

骨粗鬆症2

医療機関とは 治療の開始基準 治療薬 医療機関とは 常日頃、私が強く思っていることは、医療機関とは良質な医療サービスを提供する所であるということです。 別の言葉で言うと、客観的に妥当性のある医学的診療と、患者さん側に一定の満足感がなければ、良質…

気象病

天気痛 治療は? 私をいじめないで 遅い梅雨明けの後の酷暑。そして彼岸前の急激な気温低下。秋雨前線の活動が原因しているのか、整形外科外来に来られる患者さんで、体の不調を訴える方が非常に多くなった気がします。 整形外来の患者さんは、私の経験上、…

骨折と骨粗鬆症

子供の骨折 高齢者の骨折 今回でブログを始めて6記事目になりますが、一線の整形外科医から見た医療機関内の実際を、できるだけ皆さんにそのままお伝えする目的で、書いております。 一人の医者が何を考え、どういう仕事を実際にしていたのか、その一端でも…

リハビリテーション

リハビリテーションとは? 医学的リハビリテーション 診療所でのリハビリテーションの流れ 運動器リハビリテーション 維持期リハビリテーション ホームエクササイズ まとめ リハビリテーション(rehabilitation) ラテン語で re(再び)+ habilis(適した)再…

痛み

Total painって? 整形外科での痛みの分類 痛みの原因は? 痛みを和らげる体の仕組み 多様な”痛み” 我々人間が、最も避けたいもの、嫌いなものの中の一つでしょう。 私は整形外科医ですので、仕事上も一番患者さんのご相談を受ける症状であります。今回は、…